佐世保の板金・傷・へこみ修理|歴20年の職人が教える失敗しない工場の選び方
「どのくらいで戻ってきますか」
修理のご相談をいただくとき、費用の次に聞かれるのがこれです。
平戸や生月島で暮らしていれば、車は毎日の足です。買い物も、通院も、子どもの送り迎えも、車がなければ止まってしまいます。「何日かかるか」は、生活が何日止まるかという話でもあります。
私は長崎県平戸市生月町で自動車板金工場(ABFG)を営んでいます。車の傷やへこみを直す板金塗装に携わって20年以上になります。
先にお伝えしておきます。傷の写真と、車がいつ必要かを教えていただければ、来店いただく前に日数と代車の見通しをお伝えできます。見積りのためだけに工場まで来ていただく必要はありません。佐世保など遠方からお越しの方は特に、まず写真からご相談ください。

目 次
| 修理の内容 | 空いているとき | 混んでいるとき |
|---|---|---|
| 軽い傷・へこみ(1箇所) | 3日 | 1週間程度 |
| 広い範囲の修理・パネル交換 | 2週間程度 | 3〜4週間 |
※車をお預かりしてからお返しするまでの目安です。交換部品がすでに手元にある場合の日数で、取り寄せが必要なときは到着までの日数が別にかかります。
ご自身で判断する目安をお伝えします。
「軽い傷・へこみ」は、バンパーの端を擦った、ドアに浅い傷がついた、というように1箇所で範囲が狭く、部品の交換がいらない場合です。
「広い範囲の修理・パネル交換」は、ドアやフェンダーの広い範囲に及ぶ、複数のパネルにまたがる、部品を交換する必要がある、という場合です。
見た目が小さな傷でも、ドアの開閉が渋い、パネルの隙間が左右で揃っていない、走行中にコトコトと音がする。このようなときは、内側の骨格(車体を支える鉄の構造部分)まで力が及んでいることがあり、広い範囲の修理になる可能性があります。
写真だけでは判断しきれないこともあるので、実際の日数は車の状態を見たうえでお伝えしています。
おおよその見当をつけるために、上記の表を参考にしてください。
傷が大きいほど修理に時間がかかるのは確かです。
ただ、お返しできる日を決めているのは、傷の大きさだけではありません。
関係するのは次の3つです。
この3つが、車をお返しするまでの日数に関わります。
ただし、必ずしも単純な足し算にはなりません。
部品を取り寄せている間に工場の予定を組めることもあるからです。
だからこそ、ご相談の段階で日程を一緒に決める意味があります。
ご依頼が重なりやすいのは、年度末と連休の前です。車検や転勤、帰省に合わせて直したい方が集まります。連休の直前は特に立て込みます。
実際、5月の連休の前にご相談をいただいても、すぐにお預かりできずに連休明けの入庫になったことがあります。

傷ができる日は選べません。ぶつけたり、こすったりして、突然修理が必要になるのがほとんどです。
ですから、傷に気づいたら、修理するかどうかを決める前でも構いませんので一度ご連絡ください。
そのとき、次の4つを教えていただけると、日程を組み立てやすくなります。
「来週使う予定がある」「来月の連休に乗りたい」「再来週なら乗らない週がある」。
それが分かっていれば、工場の混み具合と合わせて日程を組み立てられます。
期限に間に合わないときは、間に合わないと先に申し上げます。
そのうえで、直す範囲を絞る、部品の手配を先に進めるなど、打てる手をお出しします。
ここは、車が工場にある期間での話です。
3日お預かりする場合でも、3日間ずっと同じ車に付きっきりで作業しているわけではありません。パテや塗料が乾くのを待つ時間があり、その間は次の工程に進めないからです。
作業の全体像(分解から組み立てまでの8工程)は「鈑金塗装って何?自動車修理のプロが完全解説!」にまとめています。
この記事では、日数を左右する4つだけをお話しします。
へこみを埋めるパテ(補修材)は、塗って、乾かして、削って、また塗る、という繰り返しです。
塗装も、下塗り、色、クリア(表面を保護する透明の塗装)と重ね、それぞれの間に乾燥が入ります。

表面が乾いて見えても、中まで固まるには時間がかかります。
ここで触ったり動かしたりすると、誇りや跡が残り、やり直しになります。
気温が低いと乾きが遅くなるため、冬場は同じ作業でも日数が伸びます。
同じ色名の車でも、製造時のばらつきや経年の色あせで、実際の色は一台ずつ違います。
そのため、塗料を混ぜ合わせて、今の車の色に合わせる作業が必要になります。
作っては試し、乾かして確認し、また調整する。この繰り返しに時間がかかります。
白や黒のような単色に比べて、パール(光の加減で白く輝いて見える塗装)やメタリック(細かい金属の粒が入った塗装)は、色を合わせるのも塗るのも難しくなります。
粒の向きがそろわないとムラになるため、塗る回数も増えます。

傷ついたパネルだけを塗ると、周囲との色の違いが目立つことがあります。
その場合は、隣のパネルの一部まで塗装を広げ、色の境目を目立たなくする「ぼかし塗装」を行います。
塗る面積が増えれば、下地づくりも塗装も乾燥も、それぞれの工程が増えます。
そのぶん日数も伸びますが、直した境目が分からない仕上がりになります。
へこみを鈑金で直すか、部品ごと交換するかで、待つ対象が変わります。鈑金なら乾燥を待ち、交換なら部品の到着を待ちます。
私は費用だけでなく、どちらが長く持つかも見て判断しています。
伸びきった鉄板を無理に直しても、数年でまた歪んでくることがあるからです。
なお、乾燥や色合わせには、仕上がりを保つために必要な時間があります。
お急ぎの場合でも、この工程を省けばよいというものではありません。
急ぎたいときにできることは、後ほどお話しします。
交換する部品が手元にない場合、取り寄せになります。
冒頭の表の日数に、この期間が加わります。
部品には、新品、リビルト部品(使われていた部品を分解・整備して品質を戻したもの)、中古部品があります。中古部品は在庫の状況によって届くまでの日数が変わり、条件に合うものが見つからない場合は、新品も含めて改めてご相談します。
部品が何日で届くかは、部品の種類と取り寄せ先によって変わります。
見積りのときに、その部品が届く見込みもあわせてお伝えします。
「修理に2週間」と「部品待ちに1週間、そこから修理に2週間」では、お客様の予定がまったく変わるからです。
費用の内訳とあわせた見方は「鈑金塗装の真相:プロが明かす料金の仕組みと適正価格の見分け方」にまとめています。
ABFGでは代車をご用意しています。
ご相談のときに「修理の間、代わりの車が必要」と伝えていただければ、代車の空きと修理の予定を合わせて組み立てます。
ただし台数に限りがあるため、ご希望の日に必ずお出しできるとはお約束できません。
代車の有無や条件はご相談のときに確認しますので、必要な方は最初にお知らせください。
日程に幅を持たせていただけるほど、ご用意できる可能性は上がります。

次のような方法があります。
「部品が届いてから入庫する」。取り寄せが必要な場合、部品が届いてからお預かりすれば、車がない日数を短くできます。先に部品だけ手配して、届いた時点でご連絡します。
「直す範囲を絞る」。全部をいっぺんに直す必要はありません。今回は人目につくところだけ直して、残りは次の機会にする。この分け方なら、預ける日数を抑えられます。
「使わない週に合わせる」。ご家族の車を借りられる週や、出張などで車に乗らない期間があれば、そこに合わせて入庫していただけます。
どの方法を取るにしても、ご相談の段階で予定を伺えれば選択肢が増えます。日程が決まってからでは、できることが限られます。
まだ修理すると決めていなくても構いません。傷の写真と、車が必要になる時期を教えていただければ、今の混み具合もあわせて見通しをお伝えします。

佐世保からお越しの場合、工場までは車でおよそ1時間です。
見積りのために一度来て、後日また預けに来るとなると、それだけで往復2回ぶんの負担になります。
その必要はありません。流れはこうなります。
来店は、預けるときと受け取るときの2回です。写真だけでは正確な日数を確定できないこともありますが、来店前におおよその見当はつけていただけます。
生月町内のお客様には、引き取りと納車に伺っています。
お仕事の都合で工場まで来られない方は、ご相談ください。
生月町外の方からご要望をいただいた場合は、距離や日程を見てその都度ご相談させていただきます。
事故や故障で車が動かない場合は、ご加入の自動車保険に付いているロードサービスのご利用もご検討ください。多くの保険には、一定の距離までレッカーを無料で使えるサービスが付いています。ご自身で手配される前に、保険会社に確認してみてください。
なお、ABFGは毎週水曜日が定休日です。お預かりと納車の日程を決めるときに、定休日も含めてご案内します。
これはABFGに限った話ではなく、どの工場に出すときにも使えます。
軽い傷・へこみ1箇所なら、お預かりしてから3日〜1週間程度です。広い範囲の修理やパネル交換なら2〜4週間が目安になります。工場の混み具合と、部品の取り寄せがあるかどうかで変わります。
塗装をする場合は乾燥の時間が必要なので、当日のお返しは難しいです。軽い傷でも3日はみていただいています。
ご用意しています。台数に限りがあるため「この日に必ず出せます」とはお約束できませんが、いつからいつまで必要かを早めに教えていただければ、修理の予定と合わせて組み立てます。修理を迷っている段階でも、足が要ることだけ先にお知らせください。
勝手に直すことはしません。ご連絡して、直すかどうかを決めていただいてから作業します。追加で日数がかかる場合も、その時点でお伝えします。
保険を使う場合は、保険会社による損傷状況や修理内容の確認が必要になることがあります。その確認に時間がかかると、作業開始が遅れる場合があります。保険を使うか自費で直すかの考え方は「保険で直すか自費で直すかの判断」でお話ししています。
板金修理の日数は、工場の順番を待つ時間、修理工程にかかる時間、部品を取り寄せる時間の3つで決まります。軽い傷なら、お預かりしてから3日〜1週間程度。広い範囲の修理やパネル交換なら2〜4週間が目安です。
傷ができる日は選べません。それでも、ご相談のときに次の3つを教えていただければ、できるだけご都合に合う形で日程を組み立てます。
「どのくらいで戻ってきますか」という質問に、私はいつも理由とセットでお答えします。理由が分かれば、ご自身で予定を立てていただけるからです。
平戸・生月・松浦・佐世保で車の傷やへこみの修理をお考えの方、まだ迷っている段階でも構いません。写真を送っていただければ、直し方と費用、日数の見通しをお伝えします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 屋号 | Auto Body Faith Garage(ABFG) |
| 所在地 | 〒859-5703 長崎県平戸市生月町里免上場2184-1 |
| 電話 | 0950-22-7798 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00 |
| 定休日 | 毎週水曜日 |
| 対応エリア | 平戸市・生月町・松浦市・佐世保市周辺 |
| 事業内容 | 自動車の鈑金塗装・傷/へこみ修理・中古車販売 |
FAQ
はい、見積もりは無料です。
お気軽にお車をお持ち込みいただくか、お電話・お問い合わせフォームよりご連絡ください。
写真をお送りいただいても概算のご案内が可能です。
損傷の程度・箇所・車種によって異なります。
バンパー修理は18000円~、フェンダー鈑金塗装は25000円~、ドアのへこみ・傷修理は30000円~が目安です。
まずはお気軽にご相談ください。
もちろんです。見積もりのみのご来店も大歓迎です。
その場でご依頼いただく必要はありませんので、お気軽にお越しください。
損傷の程度と、工場の混み具合により異なります。
軽い傷・へこみであれば、工場が空いていれば3日、混んでいれば1週間程度です。広範囲の板金塗装やパネル交換が必要な場合は、空いていれば2週間程度、混んでいれば3〜4週間が目安です。部品の取り寄せが必要な場合は、その期間が別に加わります。
お預かり前にあらかじめお伝えします。
はい、対応しております。
保険会社へのご連絡・手続きのサポートもいたしますので、まずはご相談ください。
等級への影響なども含めてご説明いたします。
ご加入中の保険の特約によって、代車としてレンタカーをご用意することも可能です。
私たちについて
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